再読 [BOOK]
雨宮処凛/萱野稔人「「生きづらさ」について」を久しぶりに読み返した。
忘れていたけど今の自分の考え方の基本となるようなことがいろいろ書かれていて、興味深い。
たとえば自己責任について……
厳しい状態であればあるほど、自己責任ということを思いがちですけど、それを突き詰めていくいくと最終的には自分を殺すしかなくなります。自分では手に負えない責任のすべて(中略)を自分のせいにして死ぬしかなくなる。自分の努力が足りなかったということで。
これを読んで香楠は自己責任の呪縛からだいぶ楽になった。
と同時に自分の中で悩みが解決してしまってるので未だに「自己責任論」を振りかざす人に会うと時代錯誤な印象を受けてしまう。
生きづらさの渦中にある人全員が雨宮処凛の著作と出会うわけではないのだから当然といえば当然だけど。
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